2023.09.17~賃貸物件の契約・入居までの流れ~STEP②
■物件の申込
気に入った物件が見つかったら、入居申込書を書きます。
申込書は本人の情報のほか、緊急連絡先や連帯保証人の情報の記入も必要になります。本人以外の部分に関しては基本的には親族の方の情報が必要になります。
契約が決まった後に、連帯保証人による契約書への記入捺印が必要になるので、前もって連帯保証人の了承を得られるように手配しておきましょう。
申込をしたら入居審査となります。入居審査には数日~1週間ほどかかるのでその間に契約に必要な書類の確認をしましょう。物件や不動産会社によって必要書類は異なります。
■重要事項の説明
入居審査に無事通ったらいよいよ契約です。
重要事項説明とは物件や取引条件に関する詳細情報・注意事項を事前に説明するものになります。
例えば、室内での利用ルール、禁止事項や契約の解除に関する内容など。重要事項説明は不動産取引をする際には必ずおこなうことが義務付けられています。
重要事項の説明の段階で初めにかかる初期費用のご説明もさせていただきます。
■初期費用について
初期費用はどれくらいかかるのか?どのような費用が必要なのか?不明点が多いかと思います。
初期費用の金額は大体家賃の3ヶ月分が目安と言われております。礼金や敷金が必要な物件などは別途加算されるイメージです。
費用の項目としていくつか例を挙げさせていただきます。
例)
・礼金…貸主に対して部屋を貸してくれるお礼の意味合いで渡されるもの。この礼金は返還されません。
・敷金…貸主に対して預ける担保。一般的に退去時に返還されますが、賃料未払いなどがあれば、担保から清算され残り分が返金されます。
・初回保証料…家賃保証会社に加入が必要で、初回のみ総額家賃の30~50%程度かかります。
・火災保険…火災などで借りている部屋に損害を与えてしまった場合、原状回復にかかる費用の補償と自分の家財を補償するためのもの。約15,000円~20,000円ほどになります。
・鍵交換費用…入居前に前入居者とは異なる鍵へ交換されます。物件によって必要がない場合もありますが、相場として大体16,500円ほどかかってきます。
・仲介手数料…契約成立時に一度だけ発生する報酬になります。家賃の50~100%+消費税がかかってまいります。
上記費用は一般的に必要な項目になりますが、物件や不動産会社によって変わってきます。