「引っ越してから売る余裕なんてない」「まずは売ってから次の住まいを決めたい」
松原市で売却相談を受けていると、この声は本当に多いです。結論から言うと、住みながらの売却は可能です。
ただし、ちょっとした工夫とタイミングの読み方次第で、売れるスピードも金額も変わります。
ここでは、私が実務の中で「これは押さえないと後悔する」と感じているポイントを、正直にお伝えします。
1. 「住みながら売る」とは?基本の流れをざっくり整理
- 査定依頼(まずは相場感を確認)
- 売却活動開始(写真撮影・広告掲載・内覧対応)
- 買い手の決定&契約
- 引き渡しまでに引っ越し・残置物整理
住みながらでも、基本的にはこの流れです。
ただ、内覧対応中は生活感と“見せ方”のバランスをどう取るかが勝負。

生活感ゼロは逆に不自然。でも「生活感MAX」は印象がぼやけるんですよね…。この境界線、私は「来客があるから掃除頑張ろう」くらいのテンションで片づけるのをおすすめしています。
2. メリットとデメリットを冷静に比較
メリット
- 二重の住居費負担がない
- 荷物を移動しながら整理できる
- 引き渡し日(=引っ越し日)の交渉がしやすい
デメリット
- 内覧のたびに片づけ・スケジュール調整が必要
- プライバシー・防犯面のリスク
- 写真映えに工夫が必要(生活感が写真に写りがち)



正直、子どもがいる家庭だと内覧直前におもちゃが散らかってる…あるあるです。内覧前チェックリストを一緒に作り、家族で“片づけルーティン”化するだけで、ストレス激減しますよ。
3. 写真撮影は命。生活感の「引き算」を意識
ポータルサイトに出す写真は、売却活動の入口。
私はいつも「“あなたの暮らし”ではなく、“買い手の未来の暮らし”を見せて」とお伝えしています。
- 洗面台には必要最小限だけ置く
- 冷蔵庫の表面にマグネットや写真がベタベタ…は避ける
- リビングの床はできれば見せる(ラグでゴチャついて見えることも)



個人的には、観葉植物一鉢があるだけで印象が柔らかくなり、ほっこりしていいと思ってます。実際、反応率も良い気がするんですよね。
4. 内覧のときの動線と滞在時間をコントロール
「内覧日=家族で外出する日」と割り切るのも一手。
人が多いと滞在時間が短くなり、印象も薄くなりがちです。
- 事前に“見せてほしい場所”を確認して、そこだけは完璧に
- ペットの匂い・トイレの換気は必須
- 玄関は第一印象。靴箱の上に小物を置きすぎない



玄関に生活感ある靴が散乱している家は、実際ストレートに「狭く感じる」という反応が多い。靴は箱やスツール下にさっと隠せるよう“定位置”をつくっておくと便利です。
5. スケジュール管理が9割。売却活動と引っ越しの計画
売却活動→買い替え先の契約→引き渡しの順番をズラし過ぎると、引っ越し・仮住まい・資金繰りでパンクします。
特に松原市は駅・学区・生活圏でエリアがはっきり分かれがちなので、買い替え先の目星は早めに。
- ローン残債がある場合は、一旦売却で完済するか、買い替えローンを使うか要検討
- 引渡し日=引っ越し日を交渉に入れる(融通が利く買主を選ぶ)
- 季節のイベント(受験・新年度)で内覧数が増える時期もある



正直、売却と購入の同時進行はややこしいです。だからこそ、「仲介でも買取でも」選べる会社を味方にすると、予定が崩れたときに助かる。松原市で言えばGRホームみたいなところですね!!
6. プライバシー対策:生活の痕跡はどこまで消す?
- 写真や個人情報が見える場所は隠す(掲示物、カレンダー)
- 内覧時は貴重品は持ち出すか鍵付きの場所へ
- 住所がネット上に載ることは避けられないので、防犯意識を高める



カレンダーに家族の予定が見えてしまっている家、結構あります。写真撮影の前に一度壁をぐるっと見回すこと、意外と大事ですよ。
7. 媒介契約と買取の“合わせ技”を検討する
住みながら売る場合、予期せぬスケジュール変更が起こりやすいです。
だからこそ、仲介と買取の二刀流が使える会社にお願いすると保険がかけられます。
- 仲介で売り出してみて、一定期間売れなければ買取へ切り替え
- GRホームなら「他社より30万円高く買い取る」強みあり
- 売出価格と買取価格の差、手残りの比較シミュレーションも必須



私なら、まず仲介で見せ場をつくり、それでも難しければ買取へ移行する“逃げ道”を用意します。精神的にも楽ですよ。
8. 松原市の“ローカル事情”を逆手に取る
松原市は、近鉄南大阪線沿線の立地や学校区で検討されるケースが多いです。
とくに「学区変更を避けたいから引っ越し時期を調整したい」と言うご家庭をよく見ます。住みながら売るなら、そのニーズを理解し、「引き渡し時期の相談OK」とアピールするのが吉。
- 松原市の内覧ピークは春〜初夏にある印象(転勤・入学前)
- 駅徒歩とバス便、車移動中心かどうか、生活スタイルも伝えると親切
- 松原市役所や図書館、公園など、地元の利便性もPR要素



実は「内覧者に地元のリアルな生活情報を話せる」のは住んでる売主さんならではの強み。いいカフェや病院情報をサラッと言えると印象上がります。
9. 住みながら売る際のチェックリスト
- 写真・内覧前に“生活感の引き算”行動リストを作る
- スケジュール(売る→引っ越す→引き渡す)を逆算
- 買い替え先の目星&資金計画は早めに
- 仲介+買取の“逃げ道”を準備
- プライバシー・防犯の線引きを決める
- 松原市のエリア特性や季節要因を味方にする
10. 住みながら売るのは“我慢大会”じゃない
「売却活動中は常に部屋をキレイに保たないといけない」と思い込みすぎて疲れてしまう方がいます。
でも本来、売却活動は“日常生活を大切にしながら進めるもの”です。
必要なところにだけ手を入れて、抜くところは抜く。
その判断を一緒に考えられるのが地元の不動産会社の役割だと思っています。



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仲介で高値狙い、買取でスピード重視—両方できるのがGRホームの強みです